式場を決める前に知っておくべきチャペルと教会の違い

千葉県のセントマーガレットウエディングにあるチャペル


結婚式を挙げると決めたら、次はどこで挙式を行うか決めるようになるでしょう。挙式の種類としてはいくつかありますが、似たような会場でチャペルと教会があります。似たような意味で使って混同している方もいるかもしれません。しかし、このおふたつは明確に違いがありますので、教会かチャペルで挙式を挙げることを検討されている方は違いをおさえておきましょう。

チャペルの特徴

結婚式を目的に建設された建物のことを言い、宗教に関係なく誰でも、どの宗派の人でも挙式を行えます。基本的に企業が運営している建物であり、結婚式に必要な設備やサービスが充実しており、ロケーションや雰囲気を重視したい方におすすめです。

挙式費用は高くなる傾向にありますが、設備のスタッフは結婚式用に訓練されていますので、サービスの質が高いことが特徴です。

教会の特徴

信者が礼拝を行うために作られた施設であり、地元信者のための宗教施設です。チャペルと違い結婚式用に作られた設備ではないので、結婚式用の設備やクオリティは、あまり充実していません。会場スタッフも結婚式専門に訓練はされていないので、サービスの質は落ちる場合があります。礼拝や式典があり信者が集まる日は、結婚式を行えないこともあります。

本物の教会はチャペルとは違い、神聖な空気であり、建物も歴史が長く荘厳であることも多く、とても神聖な雰囲気を醸し出します。部分的な改装はあっても、そうそう取り壊されることはなく、おふたりの思い出の場所はいつまでも残り続けます。チャペルよりも比較的リーズナブルな費用で挙式を挙げられることが特徴です。

チャペルと教会の違いとは?

それではチャペルと教会の違いを、それぞれの項目で比較して見てみましょう。

建てられた目的

チャペルは挙式のための専門施設であり、教会は布教活動の目的に造られました。

ロケーション

チャペルはリゾート地のような風景の良い場所にもあり、教会は地域の信者が集まりやすいよう町中にあることが多いです。

収容可能人数

チャペルは多くて40名程度、教会は100名以上、大きいところは1000名以上も収容可能です。

内装と外装

チャペルは一面ガラス張りであったりと外の景色も眺められるような建物もありますが、教会はステンドグラスが特徴だったり、重圧感ある大聖堂など個性的な会場が多いです。

結婚式費用

チャペルは高めであり、教会はリーズナブルというのが一般的です。

ウエディングスタイルでの違い

教会で結婚式を挙げる場合は、教会式となりキリスト教のしきたりに則って行います。そしてチャペルも同じく教会式で挙式を行います。両方とも教会式であり、キリスト教にはおふたつの宗派があり、それがカトリックとプロテスタントです。この2つには大きな違いがあります。

カトリックはキリスト教最大の宗派であり、カトリックから分かれて出来たのがプロテスタントです。カトリックの信者は信者同士でしか挙式を挙げることは出来ず、教会で結婚式を行います。それに対しプロテストタントは、信者でなくても挙式をすることができ、挙式にも参列できます。

挙式を司るのがカトリックは神父で、プロテスタントは牧師です。バージンロードの色はカトリックの場合は赤または緑、プロテスタントは白になります。カトリックでは聖歌を歌い、プロテスタントでは賛美歌を歌います。このようにキリスト教の信者でも、カトリックかプロテスタントかで、大きく挙式内容が違ってきます。

教会でも挙式は挙げられるの?

教会でも結婚式は挙げられますが、チャペルや他の施設での結婚式に比べると宗教色が強く、マナーも大切です。

花嫁の方はウエディングドレスにうっとりして、ドレスアップに時間をかける場合も多いでしょう。もちろんドレスを見てもらうのは悪いことではないですが、教会式は礼拝の一環であり、神聖な儀式であるということを理解しておかなければなりません。その気持ちがあると式への思い入れも違ってきて、より神聖で尊い結婚式になるでしょう。

教会の挙式はビジネスではないので、挙式のお金は料金としてではなく、献金として用意します。信者が自発的に捧げるお金として献げると言う考えになります。挙式の金額はいくらというように決まっていないことも多いので、教会担当者に尋ねるとよいでしょう。

教会挙式でのゲストの皆さまへ伝えるべきマナー

礼拝の意味合いがあるので、ゲスト皆さまには服装は控えめにしていただくよう伝えておきましょう。露出の少ない服装にすることが大切で、ネックレスなどのアクセサリーも控えがベストです。ノースリーブにしたい場合は、ストールなどで式典の時は肌を隠す必要があります。

教会によってはゲストの皆さまによる写真撮影が禁止な場合があり、決められたプロのカメラマンしか許可されていないところもあります。撮影が行える教会でも、決まった場所のみ可能というところもありますので、事前の確認が必要です。

教会でのバージンロードは特別な意味のある場所です。ゲストの皆さまは立ち入らないのがマナーであり、踏まないように注意する必要があります。教会で挙式を挙げるなら、ご新郎ご新婦が前もってゲストの皆さまに教会でのマナーを伝えておくと、このようなことが起きにくくなります。

挙式とチャペルにはウエディングスタイルや宗教の違いだけでなく、マナーの違いなどもあるので、それらのことをおさえた上で検討することが大切です。どちらの挙式であっても思い出に残ること間違いなしなので、挙式の場所を決める際には参考にしてみてください。


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