近頃「おもてなし婚」が注目されている理由はなぜ?

おもてなし婚


最近ゲストの皆さまのことを一番に考えた「おもてなし婚」が話題になっています。結婚式を準備するご新郎ご新婦にとっても、招かれたゲストの皆さまにとっても、思い出深いひとときとなると評判です。いったい、おもてなし婚とはどのようなものなのでしょうか。また、実際におもてなし婚をするとなったらどのような準備をすれば良いのか、わかりやすく解説しましょう。

おもてなし婚が人気の理由

結婚式の最新トレンドとも言われている「おもてなし婚」は、本当にお世話になった方やご親族だけをゲストとする結婚式のことです。参加者は30~40名と小規模ながら、お料理や引き出物にとことんこだわって、ゲストの皆さまに満足してもらうことを重視しています。

このようなおもてなし婚の人気が高まっているのは、平均初婚年齢が上昇していることが大きく影響していることが考えられています。厚生労働省の調査によれば平成25年の初婚年齢の全国平均は男性30.9歳、女性29.3歳と、20年前と比較して2~3歳上昇していました。ご新郎ご新婦の年齢が上がるほど、学生気分でたくさんのご友人を招待するというようなことも少なくなり、招待客数は減少する傾向があります。一方、ゲストさまおひとり当たりにかける費用は増加し、いわゆるおもてなし婚になりやすいのです。

おもてなし婚の特徴

おもてなし婚の特徴のおひとつはお料理です。おもてなし婚ではお料理をワンランク上のものにしているケースが目立っています。オリジナルメニューをシェフとプランニングしたり、ご親族がよろこぶ地元の素材を使ったり、その方法はさまざまです。アレルギーのあるゲストの皆さまがいることもありますので、事前確認やメニュー選びなどの心配りも忘れないようにしましょう。

ゲストの皆さまのアレルギーを事前にチェックするためにおさえておきたいことはこちらの記事でご確認ください。
結婚式に参列されるゲストの皆さまのためにアレルギーの事前チェックを行おう

また、おもてなし婚では進行やプログラムもゲストの皆さまを楽しませることも大切です。ゲストの皆さまと一緒にウエディングケーキをデコレーションして完成したケーキに入刀する、お色直しの回数を減らしてご新郎ご新婦とゲストの皆さまが触れ合う時間を長くするなど、型にはまらない新鮮な結婚式を実現することも可能なのです。

おもてなし婚でのおもてなし方法は?

おもてなし婚のもてなし方法はおひとつではありません。なかにはゲストの皆さまに楽しんでもらいたい一心で自らパフォーマンスをするカップルもいます。ご新婦とそのご友人ゲストによるフラダンス、ご新郎によるギター弾き語りなど、趣味をいかしたおもてなしで式を盛り上げても良いでしょう。もちろん、プロのアーティストに出演を依頼するのでもOKです。

その他、ご新郎ご新婦自らがウエディングケーキやお料理をサーブするというおもてなしも人気を集めています。おふたりでゲストの皆さまのテーブルを回ることによって、会話の輪が広がっていくことも期待できるのではないでしょうか。

しかし、実際のところゲストの皆さまが感動するおもてなしは会場へのアクセスのしやすさというデータもあります。どのゲストの皆さまもアクセスしやすい会場を選択するというのも、何よりのおもてなしとなることは間違いないでしょう。

そして、結婚式といえば引き出物です。もらっても置き場に困るような記念品ではなく、毎日の生活の中で役立ち、なおかつご新郎ご新婦をイメージできるものを選ぶことができれば成功です。

おもてなし婚は結婚式場を決めるまでの過程も大切!

おもてなし婚を挙げるには、結婚式場を決めるまでのプロセスも重要です。会場を決めてしまう前に、必ず家族にも見学をしてもらって「ここがいい」と、納得してもらった場所を会場とすることをおすすめします。ご両親ならば結婚式に関する先輩ということもありますし、経験者ならではのアドバイスも期待できるでしょう。

また、お料理に関しては実際の味と盛り付けでチェックするようにしてください。アレルギーや年配者への個別対応もしてくれるかどうか必ず確認しましょう。食材の持ち込み、オリジナルメニューなどに応じてもらえるのかどうかも要確認です。

アクセスに関するチェックも念入りに行ってください。駅から徒歩圏ならば必ず実際に歩いてみましょう。徒歩10分以上ならば送迎バスを手配してもらえるのかどうか相談してみることをおすすめします。遠方からのゲストの皆さまが多いならばできるだけわかりやすく、なおかつ観光名所に近いところならばより喜ばれるでしょう。

そして何よりも重要なのがスタッフの質です。おもてなし婚のカギとなるのはスタッフといっても過言ではありません。結婚式場の見学に行った段階からスタッフの接客やサービスの質はチェックしておくとよいでしょう。お出迎えや挨拶はもちろん、提案力などで見極めることがポイントです。

おもてなし婚は結婚式という大事な日に出向いてくれたゲストの皆さまを満足するための形態です。派手婚と地味婚のちょうど中間の形態とも言えます。自分の結婚式を誰に満足し、楽しんでもらいたいかを考えて取り入れることがおすすめです。
また、おもてなし婚はいろいろと注意しなくてはいけない点も多々ありますが、大事なのはおもてなしの心です。お世話になった方々へのお礼の気持ちがこもった、あたたかい結婚式を実現してみましょう。


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