結婚内祝いを贈る際のお礼状の書き方

熊本四季の丘の花嫁とお礼状


「内祝い」とは、結婚、出産などの、おめでたい出来事があった家がその幸福をご近所やご親戚などと分かち合うために贈るものというのが本来的な意味です。しかし、最近ではお祝いをくれた人へのお礼として贈られることがほとんどです。特に結婚式の内祝いではお礼状を必ず添えるように注意しなければいけません。結婚内祝いで必ず添えるべきお礼状の書き方について解説します。

結婚内祝いのお礼状を送るタイミング

結婚式、披露宴の出欠席にかかわらず、結婚祝いをいただいた方には必ずお礼状とともに内祝いを送付するようにしたいところです。結婚祝いをもらったら、なるべく早くお礼状を出しましょう。しかし、挙式後または新婚旅行から帰ってすぐというのが常識的とされているので、挙式前にいただいたお祝いに対しては注意が必要です。

結婚祝いをもらってから結婚式までの間が長い時には、品物が無事に届いていることを相手に伝えるためにも、先にお礼状を出してしまってもかまいません。入籍前に結婚祝いをいただいてしまったら、入籍後に結婚報告を兼ねたお礼状を出すようにしましょう。

内祝いの品とお礼状を別々に発送するには、品物より先にお礼状が届くようにして下さい。手紙を添えていない物品だけが先に届くのはかえって失礼にあたるので気を付けなければいけません。

結婚内祝いのお礼状の書き方

お礼状の文章はもちろん失礼のないようにしなければいけませんが、かといって、ビジネスレターのように堅苦しくなってしまっては味気ないもの。何よりも、お礼の気持ちがしっかりと伝わることが大切です。以下の4つのポイントを押さえて、おふたりの個性が感じられるお礼状に挑戦してみましょう。

頭語

拝啓、謹啓など、文頭は必ず定型で始めて下さい。

時候の挨拶と先方への気遣い

「○○の候」というような漢語調が、目上の人にはふさわしいでしょう。親しい人には「寒さもゆるみ、次第に春めいてまいりました」といった口語調でもかまいません。

先方への気遣い

「○○様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます」時候の挨拶に続いてすぐに段落を変えず、相手の健康を気遣う文言を書きましょう。

お祝いへのお礼

「このたびは 私どもの結婚式に 過分なお祝いを頂戴いたしまして 真に恐縮しています」など、お礼をしっかりと書きます。お礼状の肝とも言える部分ですが、饒舌になってもいけません。端的な表現を心がけて下さい。

内祝いの品を贈らせて頂いた件

「心ばかりのお礼をお贈りさせていただきました ご笑納頂ければ幸いでございます」手紙の要件に該当する部分で、ここも重要なポイントです。

近況と抱負

「2人の新生活をスタートして早○週間を迎えました 今後とも力を合わせて 明るく楽しい家庭を作っていくことができればと思っています」新婚らしい決意も書き添えましょう。

今後のお付き合いのお願い

「どうぞ今後とも よろしくお願い申し上げます」目上の方へは「どうぞ今後共 ご指導のほどよろしくお願い申し上げます」といった、人生の先輩を敬う気持ちを表すのも良いでしょう。

結びの挨拶

「末筆ながら ○○様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます」結びの文章はこのような定型のものでかまいません。

結語

敬具、敬白など、頭語に呼応する結語でしめましょう。

  • 日付
  • 住所
  • 名前

名前は必ず夫婦の連名にします。

お礼状でのNGワード

このように、内祝いのお礼状にはある程度パターンがあり、それを踏襲していれば問題ありません。目上の方にははがきは避け、封書さらに手書きならばよりフォーマルなものになるでしょう。

ただ、もうひとつ、留意しなければいけないことがあります。それはNGワードです。普段、何気なく使っていてもお礼状では避けなければいけない言葉もあるのはご存じでしょうか。

忌み言葉

お礼状に限らず、結婚にまつわるあれこれの中では「切れる」「分かれる」などの離婚を連想させる言葉はタブーです。「重ねる」「戻る」など、再婚を思わせるものも使ってはいけません。「重ね重ね」お礼の気持ちを伝える慣用句も、結婚に関しては使わないようにしましょう。

句読点

意外に見落とされがちなのが句読点です。実は句読点も縁起が悪いとされ、とくにお祝い事では使用を控えるのがしきたりになっています。

いかがでしたでしょうか。お礼状は一般的に目上の方への送付が多くなるものなので、くれぐれもマナーには気を付けたいところです。しかし、基本に忠実なだけで、少しもお礼の気持ちが伝わらないというのでは本末転倒ではないでしょうか。お礼状の趣旨はあくまでも「お礼」です。インターネットで調べれば文例もたくさん出てきますが、それを丸写ししただけでお礼の気持ちと果たしてなるものでしょうか。内祝いのお礼状を考えるというのも、おそらく一生に一度の経験です。自由に書くことができる範囲内で、自分たちなりの表現を模索してみることをおすすめします。


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