結婚の挨拶で持っていった手土産の渡し方やタイミング

bonbonniereボンボニエールの焼き菓子詰め合わせ


プロポーズをしてそれを受け入れてもらったり受け入れたりしたら、その後には両家のご両親の承諾をいただく必要があります。結婚の挨拶にご両親のお宅に伺う際には、手土産を持っていくのがマナーとなっておりますが、渡す際にはどのような点に注意すれば良いのでしょうか。失礼の無い手土産の渡し方についてご紹介していきます。

手土産を渡すベストなタイミングとは?

持参した手土産をご両親に渡すベストなタイミングは席に着いて落ち着いたあとになります。これは基本的なマナーで、相手と簡単な挨拶や適当な歓談を終えて一息ついたあとに渡すのが一般的ですので、この基本をまずはしっかりと覚えておきましょう。手土産を渡す際には、品物を紙袋から取り出して自分の方へ向けて置き、品物に傷などが無いかチェックしなければなりません。簡単なチェックが終わったら相手の方へ向け直して、前に差し出すのがマナーです。

手土産を渡す際には、一言添えて手渡す必要があるので、これもおさえておきましょう。
添える言葉としては、「つまらないものですが…」と言って渡すのが良いでしょう。この言葉には謙遜が込められており、目の肥えている方からするとつまらないものになってしまうかもしれませんが、という意味になります。相手の立場は上、自分は下手になれば敬意を払うことにつながるわけで、本当につまらない物を差し出すという意味ではありません。

この他にも「お口に合うか分かりませんが」「心ばかりですが」といった言葉もよく用いられます。上記の例と比較すると真っすぐな表現で分かりやすく、こちらを使用する方も多いです。基本となるのは相手を思いやる心となりますので、言葉の表面だけを見て使うのではなく、真意を汲み取ったり思いを込めたりして、自分なりの尊敬の言葉を添えてあげると良いでしょう。

玄関ですぐに渡した方がいい手土産もあることを覚えておこう

手土産は客間に通してもらったあとに手渡すのが通例ですが、すぐに渡さなければならないケースもあります。それは手土産に生鮮食品やアイス、生花などの長い時間が経過してしまうと劣化してしまうものを選んだケースで、この場合は玄関に入って自己紹介を済ませ、ご実家に上がる段階で手渡すことが望ましいです。そもそも手土産にこういった生ものなどを選ばなければ済む話ではありますが、ご両親の好みに合わせてどうしても生ものにしたいというケースも考えられますので、そういった場合には早めに渡すようにしましょう。

手土産を渡す際の紙袋の扱い

結婚の挨拶をご実家にまで赴いて行うのであれば、手土産を渡す際には紙袋から品物を出して渡すのがマナーです。品物を取り出す前にさっと素早く綺麗に折り畳んで渡した方が良いでしょう。残された紙袋はご両親のお手を煩わせてしまわないように、できるだけ自分たちで持ち帰るようにしましょう。親しい間柄になってからならば、相手に処分をお願いすることもありますが、結婚の挨拶という前提では自分で処分するのが一般的です。

近年ではデザインの施された綺麗な紙袋などもあります。こういった袋の場合には相手から処分を申し出ることもあります。求められた場合には処分を委ねてしまっても良いですが、その際には必ず一言添えておくようにしましょう。「恐れ入ります」「申し訳ありませんがお願いいたします」など、相手に手間を取らせてしまうことを詫びる言葉を使用するのが一般的です。

しかし、ご実家ではなく、一緒に食事をして、その会食の中で結婚の挨拶を行うというケースもあります。こちらの場合では、相手が手土産を持ち帰ることに配慮をして、紙袋も一緒に手渡した方が良いでしょう。渡すときには中身を少し見せて品物を簡単に紹介するのも良いでしょう。

結婚挨拶の手土産の「のし」について

お祝い事における贈り物には「のし」を付けるのが正式なマナーですが、ご両親の挨拶の段階では付けなくても良いとされています。もちろんのしを付けるのもけっして悪いわけではありませんし、地域によっては当然のしを付けるという風習の所もありますので、事前に確認しておくことが大切です。

もしものしを付けるのであれば、結切りのものを使用しましょう。蝶結びのものは、何度あっても良いことに限り使われるもので、出産のお祝いなどには蝶結びののしを使用するのが一般的です。結切りは一生に一度だけのことに対して使用されるのしとなり、結婚のお祝いならこちらを選ぶ必要があります。

マナーは全て「思いやり」「気遣い」の心から生まれている慣習です。失礼かどうかも重要ではありますが、全ては相手のお手を煩わせてしまわないような配慮へと通ずることになります。手土産の渡し方や渡すタイミングは、相手のことを気遣い、配慮することを忘れずに、覚えておきましょう。


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